患者とは
文字通り、患った者。
入院患者はどこか体を患っているため入院している。
入院のもととなる”主疾患”に加え、
既往歴
加齢による身体機能の低下
入院による環境の変化
などが複雑に絡み合い
予想だにしない様々な病状変化をきたすことがある。

究極なところ
心肺停止を起こすことだってある。
心肺蘇生法は学生の頃だったり、
就職後の研修だったりで学ぶが、
バーチャルとリアルでは
全く違う。
◎練習の場合は、
・どうせモデル
・どうせ練習
という感覚をどうしても拭いきれない😐
そのため
リアルで発生した場合は💥パニック💥になること間違いなし😵💫

蘇生法の反復は無駄にはならないが、
リアルではパニック状態の中での処置になるので、
いくら研修をやってもリアルの経験には敵わない。
新人は当然そんなリアルな経験はないので、
急変時はほぼ役に立たないだろう。

でも
何もできないわけじゃない。
心肺停止時の対応で
新人看護師が期待されるもの、できる行動をいくつか挙げていく。
応援を呼ぶ
完全に止まっている
もしくは
止まってるんじゃないか
と思ったらまず応援を要請する。
急変は
ベテラン看護師でも一人では対応できない🙅♂️
スタッフコールを押し、
大きな声で近くのスタッフを集めよう📢

DNRか確認する
高齢👴だから
とか
多くの持病🫀がある
とかで、いつ容態が急変するかわからない患者などは
DNRをとっている場合がある。
(DNR:Do Not Rescue 蘇生しないこと)

その対応を知らずに蘇生を開始した場合、
患者・家族の意向に背くことになるので注意⚠️
大抵の場合、
電子カルテのどこかわかりやすいところに書いてある。

心臓マッサージ
蘇生するとなったら”心臓マッサージ”をすることをお勧めする。
急変時の対応
まず○○、次に○○、次に○○・・・
なんて落ち着いて考えられないと思う。
でも心臓マッサージなら
単純なリピート行為のため、頭がクリアになる☝️

クリアな頭で周りを見ることができ
”他にどんな動きをすればいいか”
”今とるべき行動は何か”
練習した蘇生法を思い出すことができる🧠
周りの上司に指示できればする
できなければ
心臓マッサージ交代になった時に自分で対応を☝️
記録
リアルタイムで電子カルテに記録できればベストなんだが、
なかなか難しいだろう。
一旦手書きで書いて✍️、あとでまとめて記録🧑💻
って形になると思う。

実施したことを正確に記録しなければいけないため
何時何分に 何をした
というのを漏れずに正しくメモする✍️
救急カートと一緒にメモ用紙も置いてあるため
それを活用しよう!

周囲の物品整理
急変時対応で色んな物品を使うので
多くの\空袋/が出る。
手が空いているのであれば
まだ使うもの、もう使わないもの
に分け、ゴミは棄てる🗑️
急変で慌てているので
💉針💉が露出している可能性もあるため注意⚠️
(他患者の対応)
患者が一人急変していても
当然ながら他の患者はいつも通り過ごしている。
看護師が一斉に急変対応に入った場合
他の患者の対応が手薄になる。
急変対応に入っていない看護師は
そこのフォローをしなければならない。
いわゆる”外回り”ってやつ☝️
まとめ
新人がテンパっていてもできることをまとめてみた。
これができれば上出来だ👏
急変はないことを祈る🙏ばかりだが、
正直、
急変時の動きは現場で経験を積むしかない。
病棟で急変があった時、外回りにまわるのではなく
積極的に現場に行こう。
百聞は一見に如かず👀
