
点滴などの確認で行うダブルチェック✅
1人の目で確認するのではなく、
もう1人の目を通して間違いを防止する。
という目的で行うもの。
病棟では日常茶飯事だ🎃

薬剤確認は”6R”に沿って実施。
一応振り返りをすると、、
正しい患者 (Right patient)
正しい薬剤 (Right drug)
正しい経路 (Right route)
正しい時間 (Right time)
正しい量 (Right dose)
正しい目的 (Right purpose)
の6つ。
これらを2人の目で最終確認して患者投与をする💉
また、
ダブルチェックは何も薬剤確認時だけではない。
記録🧑💻、書類📄、物品🧰など
薬剤以外でも
ダブルチェックを要する場面はある。

さて
このダブルチェックという工程
1人の確認だとミスが発生するから
2人で確認しよう👐
というものだが
決して
2人だから安心というものではない。
適当な奴✖️適当な奴🟰適当な結果
だからだ。

当然、
ちゃんとした2人で確認するのがベストだが
残念ながら適当な奴というのは一定数いる😐
そのため、
適当な奴と確認するという場面が結構あり
その時は自分がミスを引っ掛けて事前防止
を図らなければならない。
では
ダブルチェックを依頼されたら
どのようなことに注意して確認すればいいのか。

本当に正しいのか
”合ってるか”
の確認ではなく
”間違いはないか”
の意識が必要。
人間は都合の良いように認識・判断する。

合ってると思い込みながら確認していると
間違いは発見できない。
”どこかに間違いが隠れている”
という意識で確認し
結果的に合ってたわ😮💨
というスタンスが重要である☑️
絶対に相手を信じない
上と重複する部分があるが、
確認作業においては、
”相手を絶対に信じてはいけない”

信頼してる「○○さん」
ミスの少ない「△△さん」
のダブルチェックだから大丈夫。
というわけではない。
確認時だけは相手を
「抜け抜け看護師😐」
と思いこまないと、
あなたはミスを拾えず、重大インシデントへと繋がってしまう💥

指差し
指差し確認と指差し呼称は違う。
指差し確認は、
▶︎確認部位を指でなぞる
指差し呼称は、
▶︎確認部位を指でなぞりながら読み上げる
この読み上げるという行為が重要‼️
人間は”声に出しているものと違うことを考える”
というのがなかなかにできない。
この習性を確認時に利用する☝️
指差し呼称ができれば
確認作業に集中でき間違いを発見しやすくなる👀

ダブルチェックの方法
ダブルチェックの方法は病院・施設によってなぜか違う。
点滴を確認する場合、
Aさん▶︎指示箋読み上げ
Bさん▶︎点滴を確認
というダブルチェック方法だと、
仮にBさんが別の点滴を見ながらハイハイ言ってた場合でも
AさんはOK👌だと思い込んでしまう。

点滴ダブルチェックは、
指示箋と点滴を2人で確認しなければ
正しい確認ができない。
最後の砦
患者に点滴指示を出す場合、
医師が指示を出す
🔻
薬剤師が調剤
🔻
看護師が投与
という流れ。

もし万が一、指示が間違っていた場合、、
”看護師が最後のストッパー”
であることを忘れてはいけない。
そのためにもちゃんとしたダブルチェックが必要☝️
間違っていた場合
半分はダブルチェック者の責任
であることもお忘れなく❗️
書類確認の注意点
書類のダブルチェックは、
完成したものを別の誰かがダブルチェックするという形になる✍️
他施設に出すサマリーとかが多いかと思う🏥

他施設にサマリーを出す場合、☝️
当然、経過や誤字なども確認するのだが、
他にも注意することがある。
略語
▶︎病院・施設によって略語が違う可能性があるため、正式名称で記載を☝️
語尾
▶︎語尾の統一感がないと変な文章になるからよく確認☝️
医師指示との相違
▶︎医師紹介状と看護サマリーの食い違いがあると
先方は混乱するので、紹介状の内容も確認が必要☝️

余談、、
💁♂️「確認する人が増えれば絶対ミスんないんじゃね?」
ということで、
”トリプルチェック”を試した施設があった。
結果、、
ミスが増えたそうだ💧

理由は、
自分の他に2人確認するんだから
自分がちゃんと見なくても大丈夫だろう。
というそれぞれの責任逃れ。
確認する人数を増やせばいいといった単純な話じゃない。
トリプルチェックは社会的手抜きが起こる
ということがわかった。
